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ジャンティー君のこと(訂正有り)

心臓のお薬に訂正があります(2011.7.8訂正)
ずっとエナカルドだと思っていたお薬はラリルドンでした(^-^;

ジャンティー君のこと、先日の里親会でもご質問頂いたことなどをまとめてみました。
ジャン君はシニア犬、高齢犬といえる年齢です。
その他に心雑音や心肥大のこと、結石の予防のこと、現在どのようなケアをしているのか等、里親をご検討頂くにあたってお読み頂ければ幸いです。(長文になってしまいましたsweat01お気持ちある方はお付き合い下さいませ。)

★心臓のこと
心雑音が6段階のグレード4。心肥大も進んできています。
昨年の8月に保護されてから、エナカルドラリルドンを1日2回。
1回に1/4錠ずつ飲んでいました。
今年の3月頃から、時々咳をするようになりました。
レントゲンで確認すると、心肥大も進んでいたようなのでお薬が追加になりました。
ベトメディンを1日2回。
1回に1/2錠ずつ飲み始めました。
現在この2種類のお薬を飲んでいます。
ベトメディンを追加で飲み始めてから、咳の症状は治まりましたので、しばらくはこのまま様子を見ていきます。
マルチーズは元々心臓の病気が心配な犬種です。
一度悪くなった心臓は良くなる事はありませんが、症状に合った薬を飲む事によって状態を維持していく事も可能です。それでも徐々に悪くなって行きます。出来るだけ負担をかけないように過ごす事も大事です。
ジャン君も、これから先も定期的に検診しながら獣医さんの指示に従ってお薬を飲み続けなくてはなりません。
お薬の費用については、病院によって差がありますので金額は書きませんが、お問い合わせ頂ければ今お世話になっている病院での金額を参考までにお知らせします。

★結石予防のこと(フードについて)

2011.8.29追記

現在、処方食ではなくて普通食でジャンティー君に合ったものが見つかりました。

そちらのフードと少量のオヤツを毎日食べていますが、尿の状態も良くシュウ酸もストルバイトも出ていません。

体質が改善されたのかもしれませんが、新しいフードを試す時には、念のために尿検査などをした方が安心かと思います。

フードを変えたところ、血液検査の数値も改善されてきました。

保護された時、尿の出方が変でした。
頻尿でポタポタとしか出なく、結石を疑いました。
レントゲン検査の結果、尿道に多数の細かい石があって、膀胱にも大きめのが1つ。
心臓が、この時点でグレード4の心雑音でしたから、手術のための麻酔も心配。
でも、これ以上放っておいて、さらに石が尿道に詰まってしまったらとても危険です。
外科手術で石を取り除きました。ジャン君も手術を頑張ってくれました。
この時に取り除いた石の種類はシュウ酸カルシウム結石。

症状に合わせた療養食をとのことで、ヒルズのu/dを食べてさせていました。
シュウ酸カルシウム結石の子向けの療養食です。
が、食べ続けるうちに今度はストルバイト結石が出てしまいました。
シュウ酸カルシウムの予防で尿がアルカリよりのPHになった結果、今度はストルバイトが出たというわけです。(ストルバイトの予防はPH5くらいの弱酸性尿に調整します。)
結石の出来やすい体質のようです。
現時点でも膀胱に6ミリほどの石の影がレントゲンで確認出来ます。
尿道には石は確認出来ません。
結石の療養食の影響で水をよく飲みます。
そのために頻尿なのですが、尿の出方も今のところ問題ないようです。石が急に大きくなったり、いきなり尿道に詰まったりはしませんが、注意と定期的な検診も必要です。
膀胱の石はまだしも、今度もし尿道に石が詰まるような事があっても心臓の事がありますので手術は難しいです。

シュウ酸カルシウムとストルバイト両方を予防するフードと言うことで、今はロイヤルカナンのPHコントロールを食べています。

が、このフードを食べる事にもジャン君の場合問題が・・・
心臓の悪い子には、制限しなくてはならないナトリウムの含有量は配慮されていないのです。
そこで、低分子PHコントロールを食べさせています。
元々アレルギーの子向け結石療養食なのですが、普通のPHコントロールよりもナトリウム含有が少ないそうです。
PHケアは、さらにもう少しナトリウムが少ないそうなので、結石が出来ないようであればそちらに切り替えても良いかもしれません。

フードについて、正直言って個人的にはロイヤルカナンは食べさせたくありません。
脂っこいフードのようで、これらのシリーズにはBHA(酸化防止剤)を使用しています。
メーカー側は、ごく微量で健康には影響ない程度との事ですが、わざわざ発ガン性も確認されているようなものを使う意味が理解できません。
フードの脂っこさと関係あるのではないだろうか・・・と、あくまでも個人的な思いですが。
他に食べさせてあげられるフードが見つからないのですよ(泣
どなたか、心臓悪い子にも配慮されていて結石予防も出来るフード、ご存じでしたら教えて下さいm(_ _)m
結石を壊す(砕く?)ようなサプリもあるのですが、これらサプリも調べた限りでは心臓悪い子には使えないのです。

フードについても色々と書いちゃいましたが、PHコントロールを食べている状態の尿は、PH4.5〜5くらいで比重も良い感じ、シュウ酸カルシウムもストルバイトも出ていません。
苦肉の策ではあるのですが、今はPHコントロールが最善なのかもしれません。

ただ、直近の血液検査で、GPT、ALP、総コレステロール値が上昇しています。
これもフードの影響なのかどうだか・・・
違うフードも試してみるとか、今後も試行錯誤していくことになると思います。

★お留守番のこと
お留守番が苦手です。
現在、私が仕事に出ている間は、両親のいるお部屋で過ごしています。だから、ほぼお留守番なしです。
慣れた場所となれば、2〜3時間くらいのお留守番でしたら寝て過ごしています。
同じ部屋に私がいれば、ケージでの就寝も出来ます。(朝の適当な時間になると出せ〜と鳴き始めます。良い目覚ましです。)
ケージでのお留守番は、疲れれば寝ますがずっとワンワン鳴いているかもしれません。
寂しくなると排泄も頻繁にしてしまう傾向があるようなので、家に帰ったら大変な事になっていた。。。なんて事もあるかもしれません。
ストレスになりますし、ずっと鳴いているのは心臓にも負担です。
年齢を考えたら、残りの犬生は寂しくないように、ジャン君のためにもお留守番のあまりないご家庭を希望しています。

★慣れるまでの間
そして、トライアルなどで家の移動があった時に、おそらくジャン君がとるだろうと予想出来る行動があります。
我が家に移動して来てから数日がそうだったのですが、部屋の中を落ち着きなく歩き回ると思います。
当初は呼びかけにも反応しないし、あまりにも落ち着きなく歩き回るので痴呆の症状ではないだろうかと疑ったくらいです。
我が家では3日目くらいに落ち着いて歩き回る行動を止めてくれました。
先日、1泊だけご近所の預かりさん宅にお世話になったのですが、やはり落ち着かず歩き回っていたそうです。
最初の数日はそんな行動をするだろうと思いますが、慣れるまでの間あたたかく見守って頂きたいです。人が大好きな甘えたがりの子なので、一緒に暮らしていれば必ず懐き慕ってくれるようになることと思います。
環境の変化に適応するのに少しだけ時間のかかる子だと思って下さい。
すっかり我が家の環境になれた現在は、日中も好きな時に寝て、起きたらトイレで排泄、しばらくウロウロと両親に甘えたり好きに過ごして、また寝る、の繰り返しです。
私が帰宅すると、ピョンピョン跳ねて喜んで、とっても可愛いです。

★お手入れ
マルチーズですから、定期的なトリミングが必要です。
定期的にプロにお任せするとしても、日々のブラッシングは必須です。
普段とっても大人しいジャン君ですが、お顔周りのお手入れは嫌いで、可愛らしい抵抗したりもします。
歯がほとんどありませんので、お口がでても全然痛くないし、小型犬の抵抗なんてたかがしれれいます。そんなのたいした事ないわ〜と大らかな気持ちで見ていただけると良いかと思います。
歯がないから舌もペコっと出ているし、お口周りも汚れやすいんですよね・・・
ジャン君の可愛らしい抵抗と上手くお付き合いしてあげて下さい。

普段は小さな子どもとも仲良く過ごせる穏やかな子です。
(写真は里親会前日にお泊まりに来ていた小1の甥っ子と)
Dscn6161

可愛がってくれる人は、大人でも子どもでも、誰でも大好きです。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

ジャン君を検討して頂くにあたって、お話ししておかなければならない事をまとめてみました。

こんなに色々と書いてしまうと、今我が家で落ち着いているのだから、このまま居た方が、環境の変化なんてない方がジャン君にとって幸せなのでは・・・とは思わないで下さい。

我が家のベベちゃん、未だにジャン君と仲良くしてくれません。
ジャン君もベベちゃんが居ると遠慮がちな様子です。

人間の方が工夫をして注意してジャン君が遠慮ばかりしていなくて済むようにはしています。
でも、何の気兼ねもなく安心して暮らしていかれるお家が他にあれば、環境に慣れるまで時間がかかるとしても喜んで送り出してあげたいと願っています。

以前に「何年くらい一緒に暮らすことが出来ますか?」と質問された事もあります。

これは誰にも判りません。
若い子と比べて一緒に暮らせる時間は短いかもしれません。
かも、ではないですね。多分短いです。
今は落ち着いていますが、いつ心臓が悪化してしまうかも判りません。

でも、どうしたらジャン君が安心して楽に過ごしていかれるか、出来る事を考えてしてあげる事は、お気持ちがあれば誰にでも出来るのだと思います。

私もジャン君みたいな子のお世話は初めてです。
心臓の事はレオンもマルチーズですから一応の知識は持っていたつもりです。
でも実際にお世話するとなると、正直最初は預かり続ける事が出来るのだろうか・・・心配もありました。
今している事も最善なのかどうかもわかりません。
でもアドバイスして下さる人も周りにいました。
仲間達に助けられる事も多かったように思います。

一緒に暮らして、徐々に心を開いてくれて、可愛らしく甘えてきてくれるジャン君を見ていると愛おしくて仕方ありません。でもだからこそ、もっと幸せになってほしい。

そんな私の気持ちをご理解頂き、ジャン君の残りの犬生を引き受けて下さる方がいましたら、喜んで送り出してあげたい、

それが今の私の願いです。

 

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コメント

ジャンティーくんのことを大切に思い、
本当に一生懸命にジャンティーくんのためにと
お世話をされているkeikoさんのお優しい気持ちが
伝わってきました。
keikoさんがこんなに愛していても、
それでもやはり本当の家族に「我が仔」として迎えられることが
ジャンティーくんにとって本当の幸せなのかもしれませんね。


投稿: urutemi | 2011年6月22日 (水) 16時58分

urutemiさんへ

お預かりとはいえ、一緒に暮らしている間は家族同然ですから・・・
どの子の時もお届け時は嬉しさと共に寂しさもあります。特にジャン君のように長期滞在で馴染んで甘えてきてくれると尚更です。
でも、本当のご家族から望まれて迎えて頂けるのならば、もっと沢山の幸せが待っているはずですからね。その日のために出来るだけの事はしていきたいです。
心臓のケアの事など、またアドバイスよろしくお願いいたしますm(_ _)m

投稿: keiko | 2011年6月24日 (金) 12時23分

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