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パブリックコメント 〜販売日齢についてと繁殖制限について〜

現在、「動物取扱業の適正化について(案)」に関するパブリックコメントを環境省が募集しています。

悪徳繁殖業者を排除・殺処分を減らすためにも、ぜひ拡散並びに参加をお願い致します。

関係資料はhttp://www.env.go.jp/press/press.php?serial=14069

募集期間 7月28日(木)〜8月27日(土) 

これは2012年の動物愛護管理法改正に関わるもので、改正は5年に一度しか行われず、極めて重要なものです。

「生後8週齢以下の販売を禁止する」以外でも
「深夜の生体展示規制」「移動販売禁止」など、
これらの法案が成立するよう、是非皆さんの声を届けてください。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

パブリックコメント、だいたい書き上げました〜

ジャンティー君も応援してくれていたかな。

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ジャン「夢の中で応援していたよsleepy

まだちょっと修正したいかもしれない箇所やら、読み直したりしているのですが、
「(5)犬猫幼齢動物を親等から引き離す日齢」と「(6)犬猫の繁殖制限措置」について、私の意見を載せておきます。

(5)犬猫幼齢動物を親等から引き離す日齢については、「生後8週齢以下の販売を禁止する」案が、5年前の法改正の時に盛り込まれる寸前までいったにも関わらず、結局成立しませんでした。

その時の経緯の事は以前にコチラの記事でも書きました。

夕刊にも記事が出たにも関わらずですよ。

パブリックコメントにかければ、一般市民からの意見で何とか盛り込めるかもしれないと期待がかかっていたのですが、賛成200に対して反対9500という結果に。

業者からの相当な数の意見が寄せられたのです。

この時に、業者の自主規制を充実させてとなっていたそうですが、5年の間どうだったでしょうか。何にも変わってないじゃん。

今回も業者から相当数の意見が寄せられるでしょうね。
だからこそ、私たち1人1人の力が必要なのです。

確かに動物の赤ちゃんは可愛いです。
見た目で購買意欲を煽るには、ヨチヨチ歩きの子の方が売りやすいのでしょう。

でも、適切な社会化の時期を親兄弟と過ごせなかったために起こる問題行動から捨てられてしまう子が後を絶ちません。

例えばお客さんから「あっちのショップにはもっと幼い可愛い子が売っていたよ。」なんて言われたとしても、ちゃんとしたショップならば「適切な時期まで親兄弟と一緒に過ごした子の方が心身共に健康なんですよ。うちはそうしています!」って説明出来ると思うのです。(生体販売自体、私は反対ですがあえてショップと書きました。)

法規制で8週齢が決まれば、優良なブリーダーの選別にもなるし、顧客の購買意欲を煽るために無理矢理幼い子を引き離すような商売の方がおかしいって意識に変えていくことも大切な事ではないのでしょうか。

なぜ8週齢なのかは、海外の事例からも明らかです。

小委員会を傍聴していて度々出てきた「成長には個体差もあるから具体的な数値で区切るのはおかしい。業者の自主規制に任せるべき。」といった意見。

個体差があるからこそ、余裕をもった期間を親兄弟の元で過ごすことが必要なのでは?と思うのですがどうでしょう。

そんなことも意見に入れてみました。

(6)犬猫の繁殖制限措置について。
これはもう、何度も何度も見ている繁殖現場の崩壊。
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(現場のお写真ケイトさんよりお借りしました。)

これは(7)飼養施設の適正化にも関係ありますね。

こんなところに閉じこめられて子どもを産む道具として扱われている命があること。
これを見て悲しい、止めて欲しいと思ったらぜひ意見を送って下さい。

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こちらの写真はケイトさん預かりだったミルティ。
ケイトさんのブログより引用。

後にこの子が避妊をするときに、素人がつけたと思われる
たくさんの帝王切開のあとが縦横斜めに発見され、
お腹の中は癒着だらけでぐちゃぐちゃでした。

こんな子が、まだ日本のアチコチに存在しています。

この子たちだって生きている命です。道具なんかじゃないってことなんです。母体となる子が健康に生きられるようにすること。
繁殖をさせなくなった子が飼い殺しみたいな事になってもいけませんから、終生飼育の責任も必要であること、そんな事を意見に書いてみました。

また、業としている人でも素人みたいな交配を容認するかのような発言を小委員会の傍聴で実際に聞いている私は、遺伝病についての事も意見に書いてみました。
参考記事はコチラ

どうか多くの皆さんに関心を持っていただき、今度こそ真の動物福祉のための法律に変わりますように。

続きを読むに、この2つの事について出す意見を載せておきます。

(5)犬猫幼齢動物を親等から引き離す日齢

・生後8週齢以下の犬猫を親等から引き離すことを禁止ししてください。

[理由:大切な社会化期を正しく過ごせないことは個体の生涯にマイナスの影響を与える上、健康面からもその時期に流通に乗せることは好ましくなく、それは飼い主となる消費者のメリットにもならない。
海外の科学的知見や規制の現状を踏まえ、幼齢動物を親兄弟から引き離す日齢を8週齢以降とするべきである。
事業者による自主規制を充実させそれに任せるべき、個体によっても差があるため具体的に数値化するべきではない、といったような意見もみられますが、ペッ ト事業者の団体が目指しているのは45日齢であることから社会化期を正しく過ごすのに十分な期間であるとはいえず、個体に差があるからこそ余裕をもった日 齢を親兄弟と一緒に過ごさせるべきです。
また、8週齢のように高い目標をかかげると誤魔化す業者が出てくるといった意見も見られましたが、乳歯などの状態からも生後どのくらい経過しているかの判 断は出来るものであり、日齢を規制するためにも、生年月日を証明すること、両親の情報、兄弟の数、生産者の情報、販売店の情報などトレーサビリティーの確 保が必要であると考えます。]


(6)犬猫の繁殖制限措置

・生後一年未満の雌の犬猫に交配させること、雌の犬猫に年に2回以上、生涯に6回以上分娩させることを規制してください。

[理由:母体となる動物が健康に生きられるよう、最初の繁殖年齢、一生涯の繁殖回数、繁殖間隔を制限するべきである。犬については、これまで様々な犬種を 作り出してきた実績のあるイギリスやドイツにおいて経験から導きだされた規制値を導入することが望ましい。猫についても同様に検討するべきである。
遺伝病を作り出すような繁殖は禁止すべきである。(例ダックスやトイプードル
の進行性網膜萎縮症PRAなど)交配前に双方の血統の確認、先祖を含めた毛色による交配の良否の確認など、業としての繁殖、一般家庭での繁殖共に、配慮さ れるべきものであると思います。人気が出れば出るほど、その品種の乱繁殖が行われ苦しむペットが増えてしまう負の連鎖は、5年前の法改正から何ら変わって おらず、ガイドライン・自主規制・モラルなどでは期待出来ないことからも厳しい法規制を望みます。
繁殖をさせなくなった親犬の不法な遺棄や行政への持ち込みが行われないよう販売、譲渡等を含む終生飼育の責任も課すべきである。
また、給餌給水を怠り餓死・衰弱死させたり、病気のまま放置するという例が跡を絶たないが、適切に飼育しない業者には動物愛護管理法違反として処罰できるよう法規制を実効性のあるものにすることを望みます。]

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