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猪苗代のこと

猪苗代では、被災地から避難してきた方々の滞在しているホテルやペンションを廻って、支援品を届けてきました。

5月にもご支援に行ったあーみんさんから、「フードは足りていてオヤツが喜ばれる」とお聞きしていたのでジャーキーと豚耳を持っていきました。
ボーロなどよりもジャーキーのようなお肉系が良いと事前に情報頂けて助かりました。

移動された方もいらっしゃって、前回と比べると会えたワンちゃんの数は少なかったそうです。
それでも、ホテルの外に繋いであったり、クレートに入っている子はまだ居て、「どうか早く飼い主さんと一緒の空間で暮らせるようになりますように」と願わずにはいられません。

とあるホテルのロビーには七夕飾りがありました。
こちらの地域は、旧暦の七夕なので今の時期なのですね。
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放射能から避難してきた方が滞在しているので、短冊の願いにも写真のようなものが多かったのが印象的でした。

上の写真、真ん中の緑の短冊にはお子さんの字で「早くほうしゃのうがなくなりますように」と書かれています。


そして、車を走らせていると牛さんの姿を多く見かけました。
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福島は酪農も盛んなのですね。
エサのワラからも放射能が出たとか、ニュースで耳にします。
写真の子達は乳牛のようですが、牛乳出荷出来ているのでしょうか?
とある都会のスーパーでは、扱う牛乳の産地を岩手や福島産から島根などの西の方に替えたとも聞きました。

目に見えない放射能は、東京にいる私たちの食生活にも影響が出てきています。
被害がどれだけ拡がっていくのでしょうか。
起こってはならない取り返しのつかない事故だったのだなと思います。

観光シーズンなのに観光客も来ない、農業も酪農も売れないから出来ないかもと、地震や津波の直接の被害だけではないものがこの地にありました。

20キロ圏内に取り残された牛さんや豚さんと比べたら、まだ良い方なのかもしれないけれど・・・

取り残されている畜産動物を避難させる動きや、希望の牧場プロジェクトも動き始めたそうですが、すでに餓死してしまったり、殺処分されたりした頭数はいったいどのくらいなのだろう。

詳しい説明のないままに、人間だけ先に避難所に移動させてその後は戻れない対応、本当にベストな対応だったのでしょうかね。
ワタシですら悲しくて涙が出てくるくらいですから、当事者の方々のお気持ちを考えると心が痛いです。

そして、被災地の動物たちと救護している「JEARS」に、支援フードとオヤツを届けました。

こちらの施設(仮設かな?)には、2週間前に生まれたばかりという子犬たちが沢山いました。

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敷地内に広々としたドッグランがあり、放してもらった子犬たちがとっても楽しそう。

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この子たちは被災地で取り残された母犬から新たに生まれてしまった命です。

写真に写っているのがお母さん犬。

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瓦礫の中(瓦礫に囲まれたようなところかな?)から声がして、探してみたら生まれたばかりの子犬とお母さん犬がいたそうです。

兄弟犬が2頭、既に亡くなっていたそうです。

♂と♀がいれば新しい命が生まれてしまう。
犬猫は、野生動物ではないから彼らだけの力で生きてはいけません。

こちらの団体さんで、すでに80頭ほどの子犬を確認しているとお聞きしました。
今まで誰かに飼われていた子が取り残されているだけでなく、新たな問題が始まっています。

可愛い盛りの子犬です。

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募集をかければ里親さんも決まるでしょうけれど、それだって数が多ければ大変なことになっちゃいます。
センターにだって子犬の持込あって、全てを助けてあげられない現実もあるのに・・・

何とか出来ないものかな、、、この子達のために何か出来ないかな、、、

時間と場所があったら、シャンプーとかお手入れもしてあげたいけれど、この日はオヤツの差し入れくらいしか出来ませんでした。

続きを読むに、他に居た子達の写真を載せました。

「JEARS」さんに居た子達。

人懐っこくてワタシ達が近づくと嬉しそうにする子が多かったです。
この子達は飼い主さん不明のワンコ達です。
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お外に繋いでありますが、日よけのテントもあって風が気持ち良い様子でした。
時間がなくてお水の交換くらいしかしてあげられなかったのが心残りですbearing

簡易な小屋みたいなスペースに居る子達は飼い主さんの判っている子達です。
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中に居る子達も皆人懐っこいです。

震災前は普通に飼い主さんと一緒に暮らしていたのですよねweep

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ダックスちゃんたちは、飼い主さんの住むお家が決まって、もうすぐ一緒に暮らせるそうです。良かったね。

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こちらも新たに生まれた子たち。
里親さんが決まっているそうです。

その子達のお母さん。
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みんな1日も早く飼い主さんと一緒に暮らせるようになりますように。

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