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突然の発作と入院するまでのこと 〜レオン闘病記〜

この記事は、我が家の仔、レオンの闘病記です。

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・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

10月5日の深夜。
突然の発作がレオンを襲いました。

後のMRI検査で見つかった腫瘍らしきもの、その大きさから考えたら、
よく今まで何の症状も出なかったのかが不思議でなりません。

軽い発作らしきものすら、今まで無かったから…
よほどの偶然が重なり、ずっと静かに病気は進行していたのでしょうか。

水のがぶ飲みと尿漏れ。

今までも多飲多尿で、寝ている時の尿漏れもありましたが、
このところのはちょっとおかしいような気がして、
かかりつけ医に相談しようと思っていた矢先でした。

でも、受診したとしても脳腫瘍なんて思いもしなかったことでしょう。
かかりつけの先生も、そう仰っていました。

5日の夜から翌日の朝までのこと。
手元にあるメモを見ながら、思いだしながら、記録に残しておきます。

10月5日 AM1:00、最初の発作。

一緒にお布団で寝ていたレオンがゴホゴホ言い出したかと思うと、ひっくり返り、足をバタバタさせて苦しそうに泡をふくこと1〜2分でしょうか。

発作が治まった後も、しばらくの間ハァハァしフラフラしていましたが、呑気な私はビックリはしたものの、名前を呼ぶとこちらに来るし、朝まで様子を見て病院行けばイイかな〜くらいに思っていました。

間もなく落ち着き、寝てくれたので私も横になりました。
それから少しして再び発作。
時計を見たら2:30、1回目の発作から1時間程しか経っていません。

普通の事ではない。
そう思っても、深夜2時や3時にどこに連れ行けばよいのか…
夜間対応の救急動物病院の控えもなく、どうしたらいいのかPCで調べたりしているうちにも3回目の発作。
病院で症状を説明するのにと携帯で動画を撮ったのですが、その時の時間は3:40。

救急の時のこと、普段から備えておかなかった事が悔やまれます。
4回目の発作はスグに起こり、5回目6回目もあまり時間を置かず、立て続けに起こったのです。
間隔が狭くなっている…

これより前の発作の時点で、治まった後の顔つきも1回目の時と明らかに違います。

躊躇していられず、近所のかかりつけの先生に電話をしました。
N先生は快く時間外(それも早朝)に病院を開けて待っていて下さいました。

先生に携帯の動画をお見せするまでもありません。
病院到着後も診察台の上でスグに発作をおこします。

先生は発作止めの注射を打って下さり、血液検査をしながら、東川口にある救急病院へと連絡をいれて下さいます。

東川口、我が家からは遠いのですが、脳神経の異常の疑いがありましたので、MRI検査が即日出来る病院に引き継いだ方が良いとの判断です。
救急病院で必要ならばスグに処置できるよう点滴挿管の準備もしてもらいました。

父が午前中の用事を都合付け、車を出してくれました。

この時は、発作止めが効いたのか落ち着いているように見えます。

車の中ではタオルにくるみ抱っこ。
よだれがすごく、時折身体をバタバタさせる。
これも小さな発作?

10:30に救急病院に到着。

受付に着いてスグ、
もう軽いものも含めたら何回目だろうかがわからなくなっていますが再び発作。
これは車の中であったようなものではなく、大きな発作でした。

この時、体温は42℃と高く(平熱は38.5℃前後)目は開いていても焦点が左右に行ったり上下したり、意識朦朧。

診てくださった先生曰く「大変危険な状態」と。

「命を繋ぐための処置を優先します」と、点滴(発作止め?)をしながら、肛門を水で冷やして、アイスノンで身体を冷やします。

最初のかかりつけ病院で、すぐに点滴が打てるように準備をしていてくれたのが命を繋いだのだと、後から救急病院で言われました。
あのおかげで処置のスタートが30分は違ったと。

やがて発作が治まり、それでも時折足をバタバタさせるので軽いものは起こっているのかもしれませんが落ち着きました。

午後1時半には体温も通常に近いくらいに下がり、酸素室の中で眠るレオン。

「このまま目を覚まさずに意識の無いまま亡くなってしまう可能性も高いです。」と言われます。

午後3時まで様子を見ていたのですが、一度会社に行く必要がありました。

往復プラス会社に1時間程滞在、3時間〜4時間席を外すこの間に、容体が急変した場合「蘇生は行いますか?」と聞かれました。

「今の段階では急変の可能性もあるから、最期を看取れないかもしれないこと覚悟しておいて下さい」と。

万一急変があったとしても、心臓マッサージなどの蘇生処置は行わないでほしいこと、治療のために必要なレントゲンなどの検査が出来るようならばして頂きたいこと、同意書に署名捺印をして、レオンには「戻ってくるから待っているように」と伝え、一旦病院を出ました。

往復の電車移動中、少しですが仮眠がとれました。

午後6時半、病院に戻れました。
その時のレオンは、目を開けて頭をあげているのです。

Dscn6927
(10月5日、午後7時頃撮影。)

私が酸素室の前に行って呼んでも反応はありません。
目は見えていないかもしれないとのこと。
それでも目覚めて、私の不在中にはレントゲンを撮ることも出来たとのこと。

レントゲン結果は、異常なし。
発作の原因は、やはり脳神経にあるようです。

この時の容体ならば、MRI可能とのことでお願いしました。
麻酔のリスクはありますが、今後の治療方針を決めるためにも、発作の原因特定が出来るかもしれないことに希望を持つことに。

準備に少し時間がかかり、MRI開始まで1時間以上待ちます。
その間にも、少しずつ回復しているように見えるレオン。
私が目の前に行くと、目で追ってくれるようにも見えました。

でも、この段階で点滴を外し酸素室を出ても、きっとまた発作が起こることでしょう。
治療出来る可能性があるのならば、そのためにもMRIは必要でした。

酸素室を出るときに、少しの時間撫でさせてもらいました。
大丈夫、きっと戻ってくる。
そう信じて、あとは見守ることしか出来ません。

Dscn6928
(MRIは硝子越しに見ている事ができました。)

9時半頃、MRIが終了。
その後、麻酔からも無事に覚め、検査結果を聞いたのは夜10時50分〜。

脳に何か異常があるのだろうと、予想していた通りの結果でした。

Dscn69291

脳右側、側頭葉の箇所に腫瘍らしきものが確認されました。
腫瘍の大きさは判りません。
なぜなら、その周囲には水分らしきもの(血と思われる)が被っているようなのです。
これは造影剤の染まり方でわかるとのこと。

Dscn6929
(赤丸の箇所が腫瘍らしきもの)

脳の中の詳しい様子は判らないので想像でしかないのですが、じわじわと出血して浮腫み、大脳を圧迫したのかもしれません。
それが急に発作を起こした原因かもしれないです。
脳の中心がずれているのも判ります。

この浮腫を取り除き、脳圧が下がれば、後は薬でコントロールしながら家での生活に戻れるかもしれない可能性が出てきました。

それを目指して、先ずは1週間を目安に入院、治療していただくことにしました。
足の麻痺など残るかもしれない、家に戻っても介護が必要になる可能性もありますが、今はただ、家に帰れるように治療が上手くいって欲しい。

願いはそれだけです。

ここまでの記録は、10月5日AM1:00〜6日AM5:00に私が病院を出るまでのことです。

Dscn6930
(6日、AM0:26撮影。最初の発作から丸1日経過。長い1日でした。)


私自身も大きな希望を持っている根拠は、救急病院に搬送した段階で、命を落とす可能性が非常に高かったこと。

正直言って、担当の先生は「助けてあげるのは難しい」と感じていたようです。

それでも、数時間で意識の戻ったレオン。

麻酔の覚め方も、状態から考えたら、呼吸がしっかりしていたとのこと。

12才超えの年齢、腫瘍と発作を起こしていた状態から考えたら、ものすごい生命力ですとお墨付きを頂きました。

まだまだ生きたいとレオン自身頑張っているように思えるから、

きっと家に戻れるまでに回復してくれるものと信じています。


長文乱文ですが…
後で読み返して判るように書き留めておきました。

今日はこれから病院に面会に行ってきます。
少しでも元気を取り戻してくれていますように。

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コメント

レオンくん、頑張れ!
回復して必ずおうちに戻ってこれるはず。
レオンくんの生命力と先生方のお力を信じています。

投稿: urutemi | 2011年10月 7日 (金) 21時03分

レオン君、危険な状態を脱して良かったです。
まだまだ、予断を許さない状況だとは思いますが
レオン君が元気になるように祈ってます。
きっと大丈夫。レオン君の生きたいという気持ちが
病気に打ち勝ってくれると信じてます。

ワンちゃんは、本当に何が起こるか判りませんね。
普段から、緊急時に対応できるように
かかりつけの獣医さんや夜間の対応も
準備しておかなくては、と思いました。

keikoさんも、お疲れだと思いますので
お身体に気をつけてくださいね。

投稿: yuka | 2011年10月 8日 (土) 00時33分

urutemiさんへ

ご心配をおかけしています。
生命力がまだあるので、なんとかお家に帰れるところまで回復してほしいと願っています。
応援していただき、ありがとうございます。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

yukaさんへ

私の心配までしていただき、ありがとうございます。
5日に運び込んだ段階で、もう亡くなってしまってもおかしくない状態から戻ってきてくれたので・・・
なんとか家に帰れるようにしてあげられたらと、先生も頑張ってくださっています。

今の段階では、点滴を外しICU(酸素室)から出すのは危険なのですが、7日と8日に面会に行った時には、フラフラしながらも立ち上がっていました。
麻痺が残るような気がしますが、帰れるだけで良いので希望は持っています。

夜間の救急対応は、日頃から控えておいたほうがよいのだなと改めて思った出来事でした。

投稿: keiko | 2011年10月 9日 (日) 10時50分

レオンくん、心配ですね。
でも病院の先生が驚くほどの強い生命力、
お家に帰ろうとがんばっているんですね。
克服してご家族の元に戻れますよう、祈っています。
keikoさんも大変だと思います。
お体、無理なさらないでくださいね。

投稿: K | 2011年10月11日 (火) 15時37分

Kさんへ

私の事もご心配いただき、ありがとうございます。
レオン、最初の発作から今日までで1週間経ちます。
担当の先生と相談して、今週中に家へ連れて帰れるよう調整して頂いています。
以前と同じように、とはいかないのですが、生きて帰ってきてくれるだけで良かったのだと神様に感謝しています。
あのまま逝ってしまったのでは悲しすぎるから、お世話させてくれる時間をプレゼントしてくれたのかもしれませんね。
親孝行な仔です。

投稿: keiko | 2011年10月12日 (水) 10時34分

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