べべ
本日は4月4日。
べべの20歳のお誕生日です。
この日が大きな目標だったのだけれど、この日をべべが迎えることは叶いませんでした。
実は1月29日の夜、私の帰りを待つかの様に、私が帰宅した10分くらい後に旅立ちました。
19歳10ヵ月にあとちょっとでした。
長生きしたね。
これは、生きていた時の最後の写真。
亡くなる3日前。
私の膝の上で寝ているところです。
もう体重は適正から半分近くになっていたし、ご飯も自力で食べなくなっていましたので、そんなに遠くなくお別れだなっていうのは覚悟していました。
年明けはまだ自力でご飯食べていて、もちろんそれだけでは足りないので、私が食べさせたりもしていたのだけど、まだ生きる力があったように感じていたのが、1月半ばからは、自力で食べることができなくなっていましたので、強制給餌をしていました。
こうなると落ちていくのが早い。
お口に何か入れても飲みこまなくなっていたので、もう限界だったのだと思います。
晩年のべべには、いつもテディちゃんが寄り添っていてくれました。
元気な頃のべべは気難しくて怒りん坊で、預かりっこ達とはあまりうまく過ごせなかったのが、いつからかそんなこともなくなって。
ボケちゃったともいえるのかもしれないけれど、テディちゃんはいつもそばに居てくれて、べべにとっていい刺激になっていたのかもしれません。
旅立つほんの数分前、お水を口元に持って行ったら少し飲んで、汚れてしまったお尻周りをきれいに拭いている時に、す~っと旅立って行きました。
私の帰宅を待っていてくれて、日中どうしても飲んでくれなかったのよと母が言っていたお水まで飲んでくれて、なるべく私に後悔のないようにべべなりに頑張ってくれたのかなって思っています。
若いころ大好きだった窓辺に置いてあげました。
ここからお外を眺めているのが、若い頃は大好きだったのです。
時々気になるものがあるとワンワン吠えるので、外を歩く人が「どこから?」とキョロキョロすることもしばしばで。
懐かしい思い出です。
いつものお寺さんで火葬してもらったのが2月2日。
こんな青空の日に送ってあげられた。
お寺さんに行く前の、最後のテディちゃんとの2ショット。
安らかなお顔でしょ。
レオンとべべは、2006年に元飼い主の死亡によって我が家にきました。
最初は、里親さん探すつもりで、自身で飼うなんて思いもしなかったのだけれど、
当時はまだアルマにも所属していなかったし、里親さんの探し方もよくわからなくて、
グズグズしているうちに、いつの間にか私の子にしてしまいました。
両親にしてみたら、娘に騙されて、いつの間にか世話も手伝わされて…
ってとこでしょうか。
レオンとべべが来たことがきっかけで、アルマ(当時はCATNAP)のことを知って、
里親探しのお手伝いをするようになって、そこから出会った犬猫やご家族もたくさん。
与えられたものの方が多かったなと改めて思うのです。
レオンとべべに感謝しなくちゃね。
2010年の年賀状に使った写真。
懐かしい。
今頃、お空の向こうで再会を楽しんでいるかな。
念のため、べべからの最後のお願い。
供花などはご遠慮させて下さいませ。
プライベートな報告ですみません。
次回、預かりっこのこと書きます。
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